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富士登山のルート 須走ルート
須走ルート
須走ルートはリピーターの方など、富士登山に馴れた方に人気のあるルートです。
比較的登山者が少ないため、自分のペースで落ち着いた登山が出来ます。
また登山者が少ないのは寂しい感じもしますが、喧噪を苦手にする方には須走ルートが向いているかもしれません。
吉田口に比べると五合目も静かな感じがしますが、山小屋も二軒ほどあります。
五合目の標高は2000ｍほどで他の登山ルートと比べると山頂までの標高差が大きいですが、体力的にはさほどの差はありません。
また特に下山の際は有名な「砂走り」を軽快に下ると思った以上に早く下山できるかもしれません。
下りは膝に負担がかかりますが、「砂走り」は地面が柔らかいため、膝に負担がいくらか楽になります。
八合目からは吉田ルートと合流するため、急に人が増え今まで順調に登山していたのが、急に進みが悪くなる場合もあります。
吉田ルートの人の多さに加え、須走口と吉田口の二つのルートが合流しているのも、山頂付近の渋滞の理由の一つです。
下山の際は分岐となるため、下山道を間違えないように注意が必要です。
看板の表記は赤色の文字で書かれているのが須走ルートです。（吉田ルートは黄色、富士宮ルートは青色となります。）
- 九合目～山頂約90分
- 九合目から山頂にかけて道はますます細くなり、二つのルートの登山者が合流しているため登山道が混み合います。遅々として進まない時は山頂が遠く感じるかも。無心になったころに山頂到着！
- 本八合目～九合目約30分
- 本八合目から吉田ルートと合流して九合目に向います。しばらくすると鳥居が見えてきます。頂上が見えた!?と思いきや、九合目の鳥居なのでがっかりしないように。
- 八合目～本八合目約30分
- 八合目からも引き続き岩場が続きます。御来光を目指す場合は夜間登山になりますので、ヘッドライトは必須です。
- 七合目～八合目約120分
- 七合目近くからだんだん岩場が増えてきて、傾斜も険しくなってきます。当然ペースも落ちるので、七合目～八合目まではさらに時間がかかります。
- 六合目～七合目約90分
- ここ六合目を過ぎ本六合目あたりから、緑がなくなり、広大な富士登山の風景が広がります。登山道自体は須走ルートもしっかり整備されています。
- 五合目～六合目約60分
- 森の中を歩く距離が長く、吉田口のルートに馴れた方には最初富士登山らしくない感じがするかもしれませんが、緑が多い中を歩くのも気持ちがよく、歩きやすい感じです。
