昨年7月下旬に富士登山ツアー(名古屋発)に挑戦したスタッフのレポートです!
参加したコースは・・・
- 吉田ルート:1番登山者が多い定番ルート
- ガイド付:登山ペースやそれぞれの場面でのアドバイスで安心
富士登山ツアーのリアルとノウハウが詰まった内容になってます。
ぜひご覧ください!
1日目
7:40
名古屋駅太閤通広場で受付。
受付スタッフの方から復路時間の案内や割引券、バンダナを受け取り、バス乗り場へ移動。
8:00
富士登山に向けて出発。
途中SAへの立ち寄りが数回あり、SAで昼食休憩をして登山に向けてエネルギー補給!
富士スバルラインで五合目駐車場に向かっていきますがその道中はあまり眠らないで、起きた状態で体を標高に調整させると高山病になりにくいそうです。(ドライバーさん豆知識)
14:30
五合目に到着。
現地駐在員さんが車内にて、着替える場所や再集合場所の案内をしてくださいます。
登山が終わるまではバスに戻ってこれないので、必要なものは車内に忘れないように注意して下車。
雲上閣の2階(もしくは3階)で着替えて装備を整えます。
レンタルされている方は予約されたレンタルショップで荷物を受け取り、着替えを済ませましょう。
準備時間は1時間ほどあるので、五合目のお土産屋さんを見て回ったり、冨士山小御嶽神社で無事に帰って来れるように祈願したり。
15:30
再集合場所へ。
この日は参加人数が多かった為、ガイドさん2名から人数確認、注意事項等案内後ついに富士登山スタート!
天気もよく風もあまりなくとても登りやすい気候でした。
富士登山で高山病対策として大切なことは、一定のペースで登り、こまめな水分補給と深く呼吸すること。
登山ガイドさんのアドバイスや話はしっかり聞いて安全に登山を楽しみましょう。
途中の絶景ポイントでの写真撮影の時間やこまめに休憩を入れてくださるので無理なく6~7合目は通過できました。
標高が高いので肌寒く感じることもありますが、日が当たってずっと登っていると暑く感じることもあるので重ね着などで調節できるような服装・装備がおすすめです。
標高が高くになるにつれて植物もだんだんと減っていき、道や景色も変わっていくのでそういった変化もぜひ楽しんでください。
各山小屋さんでお菓子や水の販売があったり、トイレもあります。
トモエ館では運がよければ『まぼろしのクリームパン』の販売もあるのでぜひ疲れた身体に甘いもの食べてエネルギーチャージを!
5合目から7合目までは砂利や土の道をひたすら登る感じでしたが、7合目から8合目あたりからは岩肌のごつごつとした足場をひたすら登りました。
道も狭くなり、岩をつかみながら登ったりするので怪我には十分注意して登りましょう。
日が暮れてからはヘッドライトが大活躍!百均で購入しましたが十分明るく照らしてくれました。(念のため替えの電池などあると安心)
20:40
白雲荘到着。
7合目から8合目がものすごく遠く感じました。
山小屋に到着してからはスタッフの方が寝る場所に案内をしてくださり、荷物を置いて夕食をいただきました。
温かいお茶やカレーを用意してくださり、束の間いい休息に。
出発時間の案内を聞いて、各自寝る準備をしていきます。
今回私は白雲荘の仕切りカーテンでの仮眠となりました。
山小屋での仮眠は初めてでしたが、思っていたよりも山小屋は綺麗で寝袋と布団の用意もあり、快適に感じました。
ただ寝ていると時々寒さを感じることもあったので暖かい格好をして寝るのが良いかと思います。
22:30
就寝。
2日目
01:00
起床。1:30の出発に向けて準備します。
しっかりお手洗いを済ませて、荷物をまとめます。
山小屋には戻らないので、忘れ物をしないように気を付けましょう。
日も出てないので寒さを感じますが登っていくと暑くなっていくとのことで山小屋出発の際はまだダウンなどは着ないようにしました。
1:30
白雲荘出発。いよいよ富士山頂を目指して..
7合目の山小屋で宿泊された他の登山客がぞくぞくと登ってきていて、白雲荘でたくさんの方が休息されていました。
時間になり我々もついに山頂に向けて出発。
まだ真っ暗の中ひたすら岩場を登っていきます。
山頂に向かってたくさんの登山客が1本の登山道をあがっていくので道はとても混雑してなかなか前に進めないことも。
8合目の山小屋『元祖室』で干支の柄入り焼印を記念に購入。干支の柄入りはここだけ!
4:10
手前の鳥居をくぐってついに富士山山頂へ!!
日の出まで時間があったので山頂の山小屋にてあったかい豚汁をいただきました。冷えた身体に沁みます、、
富士山本宮浅間大社にて御朱印をいただきました。
そして日の出までひたすら待機。
山頂に到着したころは霧が深く、風もあり日の出が見れるかすごく不安でしたが、日の出の時間には風もやんで雲海からご来光を見ることができました。
達成感とただただ綺麗な景色をずっと眺めていたい。そんな感情でした。普段味わうことのできない貴重な体験となりました。
ちなみに希望の方はお鉢巡りも可能ですが、今回参加した日は霧がすごかったのでガイドの判断でお鉢巡りはなしとなりました。
5:10
下山開始。
山頂の絶景をもっと見ていたかったですが、帰りのバスの時間もあるのでガイドさんと下山開始。
登山の道とは異なり、砂走りと呼ばれる細かい砂が積もったような道となります。
ガイドさんが下山するときのポイントなど教えてくださるのでそれに従って下りましょう。
とても滑りやすい道なので慌てて下ろうとすると足を取られてくじいたり、痛めてしまうのでしかっり足をついて下山しましょう。
※下山中の怪我がとても多いです!!
個人的に下山が一番つらかったです。同じ風景がずっと続くのと遮るものがないので日差しも強く、気を抜くとすぐ足を滑らせるので気が抜けませんでした。
8:00
5合目到着!
無事に5合目雲上閣まで戻ってきました。
雲上閣に張り出されている下山者リストにチェックをして富士登山終了です。
ツアー参加者が全員無事に下山できたか確かめる為にとても重要となるので必ずご自身の名前の所にチェックをお願いします。
バス出発時間までは各自自由時間となるので着替えをしたり、お土産を購入したり。
11:30
五合目出発。
12:20頃
泉水到着。
ジャムジャムツアーのバスプランで予約いただいた方は登山の疲れを癒すため『泉水』さんにて温泉施設への立ち寄りが含まれています。
※バスタオル・フェイスタオルは別途料金かかります。
登山後の温泉は格別です。水分補給しっかりしてついつい長風呂してのぼせないように気をつけましょう。
休憩スペースもあるのでゆっくり休むことが出来ます。
19:00
名古屋駅到着。
途中SAで休憩をしながら、帰りのバスでは疲れもあり爆睡でした。
バス降りる際は忘れ物がないかしっかり確認して下車。
一緒に頑張った方々ともここでお別れ。富士登山無事に終了。
富士登山を終えて
人生初の富士登山ツアーは天気にも恵まれとてもいい経験となりました。
とにかく高山病になるのが怖くて深い呼吸を意識しながらしかっり水分補給をしました。
ガイドさんがペースを作って登るときのポイントなどを教えてくださるので、初心者の方でも登山に挑戦しやすいかなとは思いますが、
簡単に登れることとは異なるので、自分自身でしっかり情報収集したり、準備を整え、可能であれば低山などで登山経験をしておくといいかと思います。
私は運よく怪我や病気にならず無事に終えることが出来ましたが、途中高山病で苦しんでいる方や、怪我をされて動けなくなっている方も多数いらっしゃいました。
ただ、山頂でのご来光は本当に感動的で一生の思い出になります。
そして日本一高い山を登り切ったことは自分自身への自信につながると思うので迷っている方はぜひこの夏挑戦してみてください。