はじめに
あなたは普段靴にこだわるタイプですか?
靴と聞いて、何を思い浮かべ、どのような印象を持っていますか?
特別な思いはありますか?

個人的に足元は気になる方なので、歩いているときや電車の中では靴を見て、人間観察ばかりしています。(笑)
身だしなみは足元からという格言もあるので。通常学生は運動靴やスニーカーで、社会人の方は革靴、安全靴でしょうか?
学生も社会人も、格別な思い入れがあり、靴の手入れを入念に行う人もいるかと思います。
よくよく考えてみると、寝るとき以外何かしら履いていることに気づくのではないでしょうか。
もはや靴は体の一部になっています。
当社の富士山登山ツアーでは登りはじめから下り終わるまで少なくとも往復約9時間以上は靴を履き続けます。

登山の「三種の神器」は「登山靴」「レインウェア」「ザック(リュック)」です。今回は
そんな大切なパートナーになるであろう登山靴(トレッキングシューズ)について以下で掘り下げます。
※※これから先は、表に「◎」などの記号を使い、時間がない方でもひと目でわかるようにしました。ぜひ最後までご覧ください☆

目次
登山靴を選ぶメリット
一言で表現すると、怪我防止になります。
詳細や比較を次の章「登山靴と運動靴の違い」の表にまとめました。
登山靴と運動靴の違い
| 登山靴 | 運動靴 | |
|---|---|---|
| 登り |
〇
|
〇 |
| 下り | 〇 | × |
| 石 | 〇入らない | ×入る |
| 滑り | 〇滑らない | ×滑る |
| 下からの突き上げ | ない | ある |
| 防水性 | 〇 | × |
| 地面の嚙み具合(グリップ力) | 〇 | × |
| 重量 | 重い | 軽い |
| ソール(靴底) | 硬い | 柔らかい |
| 足首の固定 | 〇 | × |
登山靴を選ぶと、一番大切な足の疲れ具合がまるで違います。
富士登山では5合目から6合目は比較的歩きやすいですが、7合目付近からごつごつした岩場が増えます。普段靴で岩や小石などを踏むと足裏が痛み、だんだん苦痛になり、登頂が危ぶまれます。登山靴は靴裏の溝が深く、しっかりと地面に入り込み、滑りにくく、足場が安定します。また防水性があるので、水ぶくれや靴ずれ防止になります。

ソール(靴底)に関して運動靴が柔らかい理由は、平地を歩きやすくするためです。
一方、登山靴は長時間ソールが曲がってしまうと疲れの原因になるので硬くしてあります。
登山の際は、靴底が破れていないか今一度ご確認お願いいたします。剥がれそうにないか、しっかり確認してください。
足首の固定に関しては次の章で詳しく解説します。
失敗しないポイント4選
①3種類:ハイカット、ミドル(ミッド)カット、ローカット
登山においてカットとは、足首を覆う高さ(履き口の深さ)になります。
簡単に3種類の違いを表にまとめました。
| ハイカット | ミドルカット | ローカット | |
|---|---|---|---|
| 用途 | 重い荷物での登山 | 日帰り登山 | ハイキング |
| くるぶし | 覆う | 覆う | 覆わない |
| 足首の柔軟性 | 固定 | 固定 | 自由 |
| 捻挫 | ◎しにくい | 〇しにくい | ×しやすい |
| 重さ | 重い | 中間 | 軽い |
| 砂石 | ◎入らない | 〇入りにくい | ×入りやすい |
| ソール(靴底) | 硬い | 中間 | 柔らかい |
初心者の方にはずばりハイカットをおすすめします。
決め手は2つあり、捻挫と砂石の入りやすさになります。
当社の富士登山経験者によると、富士登山の大敵は登りより下りで、
足首が固定されないと、下りの勢いと共に、捻挫する可能性が高くなります。
また富士登山の下りは砂石の層が厚く、普段より深く入り込むので、カットが浅いと、侵入しやすくなります。

②自分に合ったサイズをチョイス
ここで質問です。皆さんは普段靴を選ぶとき、どのように選んでいるのでしょうか?
基準や自分なりの哲学はありますか?
最近では購入方法も多様化してきており、ネット通販、店頭、レンタルと状況に応じて
選ぶことができます。
参考までに一例を紹介します。
まずは大前提としてやはり店頭で店員さんの話を聞き、相談しながら、
いろいろなメーカーの登山靴を履くことをおすすめします。

足の形は細長、幅広、甲高など、それぞれに特徴と個性があります。
登山用や厚手の靴下といっしょに靴を履きましょう。場面としては平らなところだけではなく、岩場や、傾斜台を使用した登り下りも是非試してください。
それで痛みを感じるとなると合っていない可能性があります。
一般的に、ひとつ上のサイズ、かかとに指一本分1〜1.5cmほど入るぐらいが良いと言われています。
理由としては下山時につま先が当たり、内出血等、足を痛める可能性があるからです。
どうしても時間がない方、または1回限りの富士登山の方は、当社の割引が効いたレンタルショップをおすすめします。
③防水加工
富士山は標高が高く、天候が変わりやすいです。そのため、雨で靴が濡れたり、
気付かずに水たまりに足を入れることがあります。

普段の生活でも「あっ、しまった」と思うときがありますが、もっとわかりやすい例としてお風呂に入るときを想像してください。長時間風呂に入ると足がふやけてきます。その状態で登り下りをすると、マメや靴ずれが発生しやすくなります。その結果、不快感や痛みなどでパフォーマンスが下がります。靴について気になった方は当社の割引が使えるmount-upヘ
透湿防水素材には、ゴアテックス(GORE-TEX)等さまざまなものがあります。
透湿防水とは「水は通さず湿気を逃がす」という特徴があります。具体的には
雨や水たまりなどの外からの水を防ぎ(防水)、内部の汗などの湿気を外へ逃がす(透湿)ことになります。先ほど述べたように足のふやけを防止し、不快感を減らす効果があります。
豆知識
④靴下(ソックス)
靴下の役割としては、足と靴の緩衝材になります。3点重要なキーワードは、「保護」「素材」「吸湿性」です。デザインや好みで買い、ファッション性を取り入れるのも大いに結構、願わくは以下のことも忘れないように…
| 登山用 | 日常 | |
|---|---|---|
| 厚薄 | 厚い | 薄い |
| 吸湿性 | 〇 | × |
| クッション性 | あり | なし |
素材から攻める
「素材」は大きく分けて「天然」と「化学繊維」の2種類があります。
・天然素材:ウールでもメリノウールは吸湿性・放湿性・保温性・抗菌性に優れます。
・化学繊維:速乾性・軽量性が特徴です。
最近では両者を合わせたハイブリッドの商品や変わったものもあります。
丈の長さ
それぞれの靴のカットに合わせて選択しましょう。
靴のカットより短い靴下を履くと、靴ずれなど怪我の原因になるので注意が必要です。
厚さ
通気性重視のあまり、薄すぎても靴の固さに負け、靴ずれし、厚すぎても浮いて、熱がこもりやすくなります。個人差もありますが中ぐらいがおすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は靴についてまとめました。
登山靴と運動靴の違いから、ハイカットなどの登山靴の種類から防水加工まで、
トレッキングシューズの特徴と失敗しないポイント4選を紹介しました。
ポイントはハイカットを選ぶことにより防水、捻挫・滑り・砂石の靴への侵入を防げることでした。

一方、悲しいことに、この記事を読者がいつ頃見ているのか分かりませんが、富士登山シーズンは7月上旬から〜9月上旬になります。登山靴の知識を十二分に得た今、念願の富士山登山を果たす時が来ました。そんな熱い読者のために、富士登山ツアーをご用意しました。今年こそは思いを遂げていただきたいです。















