七合目花小屋
吉田ルート
富士登山初心者向き、まず花小屋で仮眠して体を慣らして登頂するにはGOOD! 吉田口登山道の標高2,700mに位置。 売店もあるので飲み物などで休憩しながら身体を標高に慣らしていき、体調を整えましょう。 体調を整えるだけではなく、雲海、満点の星空や夜景を見ることも! 女性専用の更衣室もあります。
基本情報
住所 | 〒403-0005 ⼭梨県富⼠吉⽥市上吉⽥富⼠⼭5618北向51番地 |
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営業期間 | 7月1日~9月10日 |
営業時間 | 24時間 |
電話(営業期間内) | 090-7234-9955(09:00〜17:00) |
電話(営業期間外) | 0555-22-2208(08:00〜20:00) |
FAX | 0555-22-8156 |
食堂 営業時間 | 10:00~14:00 |
売店 営業時間 | 10:00~14:00 |
境界位置 | 七合目/2,700m |
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収容人数 | 150名 |
消灯 | 20:00頃 |
トイレ使用料/その他情報 | 200円/バイオ |
更衣室 | あり(女性専用) |
宿泊者荷物預かり | - |
吉⽥⼝スバルライン五合目より | 約1時間半〜2時間 |
⼭頂まで | 約4時間半〜5時間 |
花小屋の歴史 「吉田ルート最初の山小屋」
富士山の吉田ルート七合目に位置する山小屋「花小屋」は、標高2,700メートル地点にあり、富士スバルライン五合目から登山道に入って最初に到着する山小屋です。吉田ルートは歩きやすく登りやすいことから、初心者から経験者まで幅広い登山者に人気で、多くの登山者が利用します。幕末期には「伊兵衛小屋」または「端室」とも呼ばれていました。花小屋は、吉田ルート最初の山小屋ということもあり、多くの登山者で賑わいます。
特徴
花小屋は、宿泊だけでなく、日中の休憩にも利用できます。山小屋には売店があり、飲み物、酒類、軽食、お菓子、お土産などを購入できます。7~8月は24時間営業しています。9月は23時または24時までの営業です。軽食は10時から14時まで提供しています。ただし、土日など、特に登山客が多い日は、カップラーメン等に限定した対応となる場合があり、宿泊客の夕食時間帯にはカップラーメンの販売も中止し、パンやペットボトル飲料のみの販売となることもあります。山小屋内にはテーブル等の飲食スペースは設けられていません。宿泊客以外の利用者は、外のベンチで飲食することになります。花小屋には、不動明王が祀られており、小屋内には紫色の幔幕に朱色の幕房が設けられています。花小屋の焼印のデザインにも不動明王が採用されています。焼印は300円です。花小屋の就寝スペースは二段ベッドで、布団が用意されています。更衣室は女性専用です。トイレはバイオ式で、協力金(チップ)は200円です。七合目には医師が常駐している救護所があり、開山期間中は24時間体制で治療を受けることができます。
安全な登山をサポート
花小屋は、富士登山における高山病のリスクを軽減する役割も担っています。標高2,500メートルを超えると高山病の症状が見られる可能性があり、花小屋で一泊し体を慣らすことで、安全な登山をサポートします。七合目にある花小屋は、他の山小屋よりも高山病のリスクが低いとされています。ご来光を目的とする登山者は、花小屋より上の山小屋に宿泊し、夜中の2~3時頃に起床して山頂を目指すのが、気圧に慣れるためにおすすめです。
営業期間/連絡先
花小屋の営業期間は7月1日から9月10日です。山小屋直通の電話は、シーズン期間中(7〜8月)の午前8時から午後20時まで利用できます。 閉山期間中は、午前9時から午後5時までふもと連絡先へ電話で問い合わせが可能です。FAX番号は0555-22-8156です。携帯電話はdocomoが利用可能です。
まとめ
花小屋は、歴史と伝統を持つ山小屋として、多くの登山者に愛されています。 富士登山の際には、花小屋で休憩を取りながら、富士山の雄大な景色を堪能してみてはいかがでしょうか。