七合目日の出館
吉田ルート
囲炉裏のある昔ながらの山小屋です。山小屋からでも綺麗なご来光を見ることができます。 風情のある囲炉裏のある昔ながらの山小屋。 プロ写真家の小屋の主人が撮影した写真が展示されています。 建物が東向きで美しい御来光を楽しめる! 高山植物の限界点にあるので周辺を散策するのも◎ 携帯電話の充電が可能。売店は24時間営業です。
基本情報
住所 | 〒403-0005 ⼭梨県富⼠吉⽥市上吉⽥7-15-5 |
---|---|
営業期間 | 7月1日~9月10日 |
営業時間 | 24時間 |
電話(営業期間内) | 090-7219-3711 |
電話(営業期間外) | 0555-24-6522 0555-22-0396 |
FAX | 0555-22-0396 |
食堂 営業時間 | 12:00~26:00 |
売店 営業時間 | 12:00~26:00 |
境界位置 | 七合目/2,720m |
---|---|
収容人数 | 150名 |
消灯 | - |
トイレ使用料/その他情報 | 200円/- |
更衣室 | あり(簡易) |
宿泊者荷物預かり | 無料 |
吉⽥⼝スバルライン五合目より | 約1時間半〜2時間 |
⼭頂まで | 約4時間半〜5時間 |
富士山は、日本一の高さを誇り、その美しい姿は古くから人々を魅了してきました。そして、富士山には登山者を支える多くの山小屋が存在します。今回は、富士吉田ルート七合目に位置する山小屋「日の出館」の歴史、特徴、そして魅力について詳しく紹介します。
歴史に彩られた山小屋
日の出館は、吉田口登山道(吉田ルート)七合目2番目に位置する山小屋です。標高は2,720メートルで、富士スバルライン五合目から徒歩約2時間ほどの場所に位置しています。幕末期には「小左衛門室・丈兵衛室」と呼ばれており、長い歴史を持つ山小屋であることが分かります。
日の出館には、富士講の講社からの寄進品も多く残されています。中でも、文政九年(1826年)の刻字がある湯沸しは、現在も使用されており、歴史の重みを感じさせます。また、現在は資料として保管されている仏像や寄進品についても問い合わせがあるほど、貴重な品々が大切に保管されています。
昔ながらの囲炉裏と写真家が織りなす空間
日の出館は、昔ながらの囲炉裏が残る山小屋として知られています。囲炉裏のある風景は、どこか懐かしさを感じさせ、登山客の心を和ませてくれます。また、山小屋の主人はプロの写真家でもあり、館内には彼が撮影した富士山に咲く花々の写真が飾られています。これらの写真は、宿泊客に富士山の自然美を伝えるとともに、高山植物について学ぶ機会を提供しています。
高山植物の宝庫
日の出館周辺は高山植物の限界点に位置しており、タカネバラやトリカブトなど、様々な種類の植物を観察することができます。山小屋の周りで美しい高山植物を鑑賞できることも、日の出館の魅力の一つと言えるでしょう。
登山者を支える施設とサービス
日の出館は、登山者にとって便利な施設やサービスを提供しています。収容人数は150名で、個室も用意されています。携帯電話の充電も可能ですが、電波状況は不安定な場合があります。売店は24時間営業しており、軽食や飲み物を購入することができます。宿泊客以外も利用できますが、土日など混雑時はカップラーメンなどに限定される場合があり、宿泊客の夕食時間帯は、カップラーメンも販売できない場合があるとのことです。
新型コロナウイルス感染症対策
日の出館は、新型コロナウイルス感染症対策にも力を入れています。宿泊は事前予約制となっており、施設内ではこまめな換気、マスク着用と検温の実施、定期的なテーブル等の清掃消毒、消毒液の設置などが行われています
まとめ
日の出館は、歴史と自然、そして便利な施設が融合した魅力的な山小屋です。富士山登山を計画する際には、ぜひ日の出館を宿泊先の候補として検討してみてはいかがでしょうか。