富士登山の持ち物

富士登山の持ち物

スタッフが添乗した経験をもとにアドバイス!ただしあまり重装備になって荷物の重量が増えすぎてしまうとせっかくの装備が逆に登頂の妨げになりかねませんのでご注意ください。

服装について

服装は富士登山シーズンの7月~9月のどの日程に参加するかにもよりますが、概ね山頂付近は冷え込みます。特に雨が降ると冷え込むのでしっかりした服装が必要です。

上着

アウターウェア

富士山の夏場の平均気温は8月でも6℃〜7℃程度と一桁台です。日の出前には0℃以下になることもあります。雨や風の場合は体感温度がさらに下がるため、十分な防寒着を持参する必要があります。動きやすく保温性の高いフリース、セーター、ダウンジャケットなどがおすすめです。

インナー

インナーウェア

肌着は吸湿・速乾性のあるのもので上に着こむのは保温性や発熱性あるものがおすすめです。 肌着は山小屋到着の頃には汗などでべたべたになっているので替えがあるといいと思います。

パンツ

パンツ

動きやすいパンツがおすすめです。あまり厚手のものは雨具の装着時もジャマになるので、もし防寒を考えるならインナータイプのものをパンツの下に装着すると良いと思います。たまに短パンの方がいらっしゃいますが、防寒やケガ防止のため、長ズボンがおすすめです。

雨具

雨具

これも物によってかなり機能に差があります。高機能なものはやはり快適ですが、かなり高価です。外気や体温に応じて温度や湿度を調整をしてくれたりします。また防水機能にもかなり差がありますが、あまり安いものは雨が強くなった際に雨具の役割を果たさないのでおすすめしません。コンビニ等で販売している簡易レインコートでは浸水して身体が冷えて厳しくなります。身体が冷えると疲れても、立ち止まると寒くて休憩もできません。

靴

やはり底があつくて、踝まであるハイカットの登山靴がベストです。とくに富士山は砂利や岩場の箇所が多いので底が薄いと足の裏が痛くなってきてしまいます。靴も防水のものならなお良いです。ただし新品は禁物。早めに用意して普段から履きならしておいてください。また靴ひもは必ずしっかり結んでおくこと。ゆるいと下山時など爪先に負担がかかり爪が内出血してはがれてしまいます。

靴下

靴下

厚手の靴下のほうがクッションも効いて靴ずれもしにくいです。

サングラス

サングラス

天気が良い日は陽射しがきついので、帽子・サングラスがあると助かります。また風が強いと砂埃が舞うので、サングラスは目の保護にもなります。フィット感のある軽量のスポーツタイプがおすすめです。ゴーグルのお客様もいらっしゃいましたが、ゴーグルなら砂埃を完全にシャットアウトできますね。

帽子

帽子

登山道では遮るものがなく、強い日差しにさらされるため熱中症対策としてツバつきの帽子は必須。 強風で飛ばされないようにアゴ紐があると安心できます。

手袋

手袋

登山時、岩場に手を突いたりするので出袋は必須です。滑り止めのついたものがベターです。天候がくずれた時にはスノーボードなどウィンタースポーツ用の防水手袋が威力を発揮!手先が冷たくならないのは助かります。

ヘルメット

ヘルメット

ヘルメットの一番の目的は「落石などから頭を守る」ためのものです。降ってくるものは石とは限らず、登山者の落し物であったり、木であったりします。転倒時に荷物の重さでバランスを崩して岩に頭を打ちつけることもあり、岩が多く傾斜のきつい登山道を歩く時など、少しでも危険と感じる場面ではヘルメットの着用をおすすめします。

食べ物について

お腹が空いたら登山は無理?エネルギー補給も大事です。ただし持っていきすぎると荷物がかさばってしまいます。また特に水分はザックが顕著に重くなるので持っていきすぎに要注意。

水・飲み物

水・飲み物

水分補給はとても大切。山小屋でも売っていますが価格も高めなので、いくらかは用意しておいたほうが良いと思います。汗で塩分などが不足するので水のほかにスポーツドリンクも持っていくのがおすすめです。500mlを2~3本がいいでしょう。あまりに重いと登山の負担になるので体力に合わせて決めるのがいいでしょう。

携帯食

携帯食

エネルギーになるチョコレートやキャラメル、ドライフルーツ、一口ゼリーなど糖分の高い物が良いと思います。口の乾燥予防に飴を舐めるのもいいようです。スタッフの中にはベビーチーズやソーセージを持っていったりするスタッフもいます。

その他

カロリーメイトやゼリー状の食事も良いと思います。高地では胃の働きも弱くなるので、消化不良の原因にもなります。上に行くほど食欲が失せてせっかく持っていった食料が食べられなくなる方もいらっしゃいます。なるべく消化がよく体内に吸収されやすいものがよいと思います。特にアミノ酸系ゼリーは疲労回復するのでおすすめです。あと気分がスッキリするのでミント系の飴やガム、フリスクなども良いと思います。

グッズについて

富士山は日本のシンボル。富士山を守るためにはマナーも大切。またちょっとしたグッズが登山を快適にしてくれるかも!?

ザック

ザック

背負いやすいものだと身体への負担も軽減できます。ザックはお店で実際に背負ってみるとベスト。自分にあったものを選んでください。腰ベルト付だと重量を腰でも支えることができるので、肩の負担が軽くなります。また肩ベルトも胸の前で固定できるものが特に良いと思います。ザックカバーはあれば良いのですが、わざわざ購入するのが負担なら、中のものが濡れないようにそれぞれビニール袋でくるんであればザックが濡れてもあまり問題はありません。でもあまり水を吸ってしまうと少し重く感じるかもしれません。登山に自信の無い方はこういった細かな装備も用意してあったほうが快適な登山ができる可能性は高くなります。

懐中電灯

懐中電灯

夜間登山の際は必須です。月のない夜は本当に真っ暗です。手がふさがると何かと不便なので懐中電灯ではなくヘッドライトが必須です。100円均一で売っていたクリップ式のミニライトでも懐中電灯や何も無しよりはるかに便利!ただしあまり安いものは故障するといけないので予備があれば良いかもしれません。電池も予備も忘れずに。

小銭+3,000円

小銭+3,000円

トイレの協力金は100円から300円程度です。おつりが出ないので小銭のご用意を。また、飲用水などの買い物にも現金が必要です。 さらに吉田ルートでは富士山保全協力金1,000円(任意の寄附金)と合わせて、登下山道の使用料として1人・1回につき2,000円が必要です。

ビニール袋

ビニール袋

富士山では登山中のゴミは各自で持ち帰ります。かさばらないビニール袋は何かと利用価値があります。 ジッパー付きなら濡れたものの収納のほか、濡れたら困るものを入れるのにも役立ちます。

ストック

ストック

特に初心者の方にはおすすめです。ステッキを使うと体重を支える力が分散でき、身体を上に持ち上げるのに腕の力も使えるので登山がとても楽になります。途中の山小屋で焼印を押してもらいたい方はステッキのかわりに金剛杖を購入すると良いと思います。ただし金剛杖はじゃまになってもコンパクトに収納できないので注意してください。

携帯酸素

携帯酸素

少しかさばりますが、高山病になりやす方はお守りに持っていったほうが良いかもしれません。酸素の吸引は良く効くという方と全然効かないという方にわかれるような気がします。ただしスタッフの話では、お客様の様子を見ているぶんには一度高山病の症状が発生すると酸素を吸引しても中々回復しないようです。早め早めに吸引したほうが高山病の予防になるのかもしれません。現地でも売っていますが町中のスポーツ用品店で購入したほうが割安です。

携帯灰皿

携帯灰皿

喫煙される方は必須。ただし高山病が心配な方は吸わないほうが良いかも。

日焼け止めクリーム

日焼け止めクリーム

富士山は紫外線が特に強いため女性だけでなく男性も必ず用意し、こまめに塗り直す様にしましょう。

アイマスク・耳栓

アイマスク・耳栓

山小屋では男女相部屋が基本です。夏休みや週末などのピーク時には登山者で溢れかえっています。 話し声や物音、ヘッドライトの明かりが気になる方は必須アイテム!!

ウェットティッシュ

ウェットティッシュ

水道が使えない時のためにウェットティッシュを携帯しておきましょう。 汗拭きやお手拭代わりに便利!

絆創膏

絆創膏

靴ずれや擦り傷など万が一の時にあると安心です。

健康保険証

健康保険証

思わぬ体調不良やアクシデント、登山中のケガで急遽病院へ行くことがあるかもしれません。 万が一のために備えておいた方が安心

常備薬

常備薬

持ち運ぶ時はジップロックなど防水の袋に入れておくと◎

メガネ・コンタクト

メガネ・コンタクト

雨が降ってくるとメガネが曇って足元が見えなくなり危険です。 また山小屋でコンタクトレンズを洗浄しづらいため1DAYコンタクトがオススメ!予備のコンタクトレンズも多めに携帯しておきましょう! メガネもハードケースに入れておくと安心!

モバイルバッテリー

モバイルバッテリー

山小屋ではコンセントの使用ができないため1泊する方はモバイルバッテリーを携帯していきましょう。

着替え

着替え

下山後は汚れた衣服を着替えたいですよね。吉田ルートの場合、五合目雲上閣のコインロッカーに預け、着替えることができます。バスプランならバスに置いておいて入浴後に着替えるのがおすすめです。

下山後に履き替え靴・サンダル

下山後に履き替え靴・サンダル

富士山下山後は登山靴が土や泥でとても汚れます。 履き替える靴・サンダルはできるだけリラックスできるゆったりめがおすすめ

あると便利なものについて

リップクリーム

唇の乾燥が気になる方に!

メイク落とし

水が十分に使えないのでシートタイプのメイク落としで寝る前に顔拭くとすっきり・保湿クリームあると〇

汗拭きシート

特に汗をたくさんかくときには、メンソール系のシートがおすすめです。拭いた後は、日焼け止めを塗り直すのを忘れずにしましょうね。

ネックウォーマー

防寒グッズの一つにあるとおすすめ

ゲイター

下山の時に靴に砂利がたくさんはいるのであるとおすすめ

マスク(顔カバー)

寝る時に保湿にもなったり、砂埃がすごいのであるといいかも?ただ登山中は少し息苦しくなるかも

御朱印帳

登山の思い出に。富士山の山頂や各合羽場(ごうぶば)で御朱印をいただくことができます。

不足品はレンタルで

「費用を最低限に抑えたい」
「オフシーズンはかさばって保管スペースに困る・・・」
そんな方にはレンタルがおすすめです!弊社限定の特別価格クーポンもご用意しております。

レンタルのご案内

JAMJAMツアー 富士登山ツアー
持ち物の準備が整ったら、JAMJAMツアーの富士登山コース選びは、快適バス利用の富士山 登山ツアーから選択! JAMJAMツアー  富士登山ツアー